田舎暮らし日記

北海道1【2】


北海道(2018.9.12~19) 




今年も北海道に行って来ました。
出発したのは先週水曜日、地震があったのがその前の週の木曜日ですから旅行どうしよう?って頭をかすめます。
で今回の旅行は8日間だったんですが、最初の3日間は千歳発のツアーに申し込んでいたんです。
なので地震の翌々日、北海道の旅行会社さんに尋ねてみると私の行く場所は何の影響もないようなので旅行は今止めるとキャンセルチャージもかかりますってお返事。
ってことで、予定通り旅行に行くことにしました。

結果、今回の北海道の旅行、めっちゃ楽しかったです。
いちばん良かったのは天気、今回はほとんど雨に降られることもなく快晴。
晴れてると写真もきれいに撮れるから嬉しいですね。
とにかく毎日北海道とは思えない暑さでした。

3日目からはレンタカーを借りてめっちゃ走りましたね~。
6日間で約1000キロ。
高速は初日の千歳から帯広近くまでだけですから、かなりの時間のドライブでした。
でも景色もきれいだし、途中では北海道ならではの生き物を見つけたり・・・。
とにかく北海道はきれいな景色を見ながら走ってるだけで楽しいです。

さて今回の旅行の行き先は利尻、礼文島から道東です。
なかなかすごいコースでしょ!
先ずは最近就航になったANAで岡山から札幌千歳に到着、今までの羽田経由じゃあないので便利になりましたね。
で千歳から出発のツアーで待ち時間が1時間半ぐらいあったんですが、ここ千歳空港では地震の影響でほとんどのお店が閉まってました。
唯一コンビニが2軒開いてたので、ここでカップヌードルを買って昼御飯に・・・。
その後北海道旅行中、コンビニの商品は徐々に増えましたが、最初は棚がガラガラな状態でした。

岡山を朝出発して千歳経由で午後2時前には利尻島に到着。
先ずは利尻山です。
飛行機の中からもくっきりと頂上が見えてとってもきれいな景色でした。
利尻山と言うのは晴れていても山頂は雲に隠れてることが多いそうで、こんな景色が見れるのはとてもラッキーなことだそうです。





島の真ん中にこの山があるので、どこからでも山が見えます。
これはオタトマリ沼からの景色です。





次は白い恋人の丘です。
ここからの冬景色が、お馴染みのお菓子「白い恋人」のパッケージになってる写真だそうで、それでこのネーミングなんでしょう。





こんな景色のよい道は歩いてても気持ちが良いですね。





今回のツアーはとってものんびりしたスケジュール、午後4時頃にはホテルに到着。
夕食までには時間があったので、ホテルの裏のペシ岬に行ってみました。
ちょっとした小山に見えましたが、頂上まで登るのはなかなか大変でした。

途中で見えた景色です。
利尻島、礼文島には立派な港がたくさんありました。
ここはフェリーも停まる港ですが、他にも立派な漁港もあちこちにあります。





ススキがあってすっかり秋の風景でした。
利尻島の観光シーズンは9月いっぱいまでで、その後はツアーも来なくて長い冬を迎えるそうです。





港の横の海もこんなにきれいです。





さてこのペシ岬の遊歩道、一人で登って行ったんですが、帰り道がめっちゃ怖かった!
細い遊歩道にカラスが8羽ぐらい居るんです。
行きは居なかったのに、帰りは夕暮れ時だったからでしょうか?
なのにここに上ってる人はほとんどいません。
カラスに出会った時は、他に人はゼロです。

え~~~っ、怖すぎる!
私は昔フィリピンでカラスに襲われたことがあるんです。
どうしよう?って思うもののここを通らなくては下に降りられません。
決死の覚悟で、できるだけ大きな物音を立てて歩いて行くと・・・
襲われることもなくカラスもほとんどその場から飛び立ち、無事降りて来ることが出来ました。
あ~、良かった!

しかし生き物は私的には人間以上に怖いですね。
今回の北海道ではこの後もいろんな生き物に遭います。
その様子はまた後ほど・・・。

で、やっとホテルの前に到着。
そしたら捕食してる鳥さん、とんび??(すみません、鳥の名前は全く知りません)
お魚咥えてるのに出くわしました。
お魚の捕食してるのは何度も見たけど鳥さんは初めてです。
写真は大きくトリミングしています。





北海道2日目です。
写真は姫沼です。
沼に利尻山が逆さに写るって場所らしいですけど、実際に写真に撮るのは難しいですね。
天気とか時間とか、そんな条件が合わないとダメなんでしょう。





ここでは周囲約1キロぐらいですが、遊歩道を散歩できました。
なんだか6月に行ったクロアチアをちょっと思い出しました。





歩きながらいろんな角度から写真を撮ってみるも気に入った写真は撮れません。









さて今日は利尻、礼文島での食事です。
ツアーの食事ですから当然の様に海鮮三昧。
私は残念ながらウニ、ホタテは全く食べられないので当然の様に残すことが多く勿体ないですね。
それでも毎回の様に出て来る海藻やこぶは美味しく、なぜかいくらだけは大好きなので美味しく頂きました。

あと、海鮮盛りの昼御飯を替えてもらうこともできたので、この日はほっけ定食。
これは大きなほっけで美味しかったです。
岡山ではほっけを食べる機会は全くないので20年振りぐらいに食べた気がします。

しかし北海道の食事は毎度の様にカニにいくらにホタテにえび、あと当然の様にウニ、何だかみんなコレステロールが高い人が多くなりそう。
3日目のツアーが終わってからほとんど食事は付けていなかったので、相変わらずの食事でした。

次に向かったのは仙法師御崎公園。
今回の旅行ではどこ行ったか分からなくなりそうなので、できるだけそこの立て看板を撮っています。
ここのはちょっと読み難いですね。





ここの岬にはダイナミックな景色がありました。





そしてそんな中にこの柵があってアザラシが2匹いたんです。
ここは夏の間だけやってるそう。





確か名前はコンブちゃんとわかめちゃんだったと思います。





かわいいわあ~!
エサを売ってるので、人が来るとこんなに近くまでやって来てくれました。













そしてこの後礼文島に行ってお昼ご飯を食べるのですが、その側の海でこんなにたくさんのアザラシが見えたんです!
天気が良かったから日向ぼっこ?
20匹以上はいたと思います。






日本でも自然の中にこんなにたくさんのアザラシを見れるんですね~。
ここからもう少し北に行ったところにトド島ってところがあって、そこに住んでるそうで確か夜はそこに帰るとかって聞きました。
昼御飯の時だったのでカメラは持ってなく、スマホでズームして撮ったので画質が悪く残念でした。

旅行2日目、午前の観光を終えてフェリーで礼文島に向かいます。
この日も晴天ですが、利尻山の上には雲が・・・。
頂上が見える日は少ないんですよってガイドさんに言われたのは、こんな感じに山頂だけ雲がかかるんですね。





澄海岬です。
礼文島には高い山はなく木も少なく平らな感じの島です。
昔山火事があり、木が燃えてしまったそう。
利尻島とはかなり見た目の雰囲気の違う島でした。

















そして礼文島の最北端、スコトン岬です。
下の写真の正面に見えるのがアザラシたちが住むトド島です。









旅行3日目です。
利尻、礼文島のツアーは今日で最後です。
午前中観光してお昼前にはまたフェリーで利尻島に戻ります。
礼文島にも空港はあるらしいですが、現在千歳方面に飛行機が飛んでるのは利尻島からのみになります。

地蔵岩です。
ここのビーチではメノウの原石が拾えるビーチだそうで、私は見つけられなかったですが、他の方が拾ってました。





桃岩です。
右の岩が桃の形に似てるからでしょう。





ところでこの桃岩の側にはユースがあって、そこに泊まってたお客さんが私たちと一緒のフェリーで利尻島に帰ったんです。
その時港にユースのスタッフが見送りに来てたんですが、その見送りが面白かった。
帰って行ったのは若い女性だったんですが、私だったらちょっと恥ずかしくなるぐらいの派手な見送り。
小笠原とかのお見送りもこんなんかなあ?って思いながら見てました。

北のカナリアパークです。
吉永小百合さん主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地でその舞台となった小学校の校舎です。
校舎の中にはロケセットが展示してありました。
ああそんな映画もあったかなあ?
礼文島が舞台になってるのなら今度レンタルしてして観てみようかと思います。

しかし海っぺりでなんとも寒そうなところです。
撮影の時のいろんなお話も聞きましたが、何人もの撮影スタッフが凍傷になったそうです。









この後利尻島から飛行機で千歳に帰ります。
3時過ぎには到着、空港からは次の道東旅行に向けてレンタカーで出発です。
この日は釧路まで行くのはちょっと遠そうって思って、帯広近くの芽室ってところに宿泊。
ちょっと暗くなってからの到着となりましたが、無事宿に着けました。

北海道旅行4日目。
今日からはのんびりと一人旅。
朝もゆっくりの出発です。
先ず行ってみたのは泊まっていた新嵐山の宿のすぐ上にあった展望台です。

ちなみにここはネットで探した宿だったんですが、広いパークゴルフ場が敷地内にありまた近くにはゴルフ場もあり、それを楽しんでるお客さんとかも多く、居心地が良かったです。

新嵐山スカイパーク展望台
ここはガイドブックにもほとんど載ってないところなんですが、さすがに北海道。
どこに行っても良い景色です。





広い十勝平野が見渡せます。





その後いよいよ釧路湿原を目指します。
先ず行ってみたのが釧路市湿原展望台。
でとりあえずこの展望台の散策路を一つ目に歩いてみたんです。
約1時間なのですが、これがまた階段を降りたり上がったり。めっちゃ疲れました。
こんな道です。





ところでね、この散策路の入り口に立て看板があったんです。
そこにはクマに注意!って・・・。
一人ではできるだけ散策路を歩かないようにとか、クマ除けのスズとか何かしら音を出して歩いた方が良いとか・・・。
しかもどうやら秋はいちばんクマに出会う確率が高いそうです。

え~~~っ、良いのか悪いのか?とにかく変なことに運のある私?
なんかクマにも遭っちゃいそうです。
でもせっかくここまで来たんだし・・・。
え~い、行っちゃえ!ってなんとなく早足になりながら出発。
散策路を歩いてる人は全くいません。
まあ20分ぐらいしたら後ろから人が来てる気配だったのでスピードを合わせて、ほっとしました。
その後は何人かの人にも出会いました。

散策路の中ほどにある展望台です。





そこからの眺めです。
何か私の湿原のイメージと違う?(笑)
ここ釧路湿原には何ヶ所も展望台があったのですね。
よく調べもせず、いちばん近そうな場所から行ってみましたが、ここからは川がほとんど見えなかったんです。
川の見える私のイメージしてた湿原はまた後日行きました。





さてその後はこの日の宿の方向への観光ポイントへ立ち寄ります。
次に行ったのは恩根内ビジターセンター。
そしたらここにも木道コースが・・・。
しかしここはさっきのところより更に長く、約1時間半ぐらいかかるそう。
もう先ほどの木道だけで十分疲れた私はここは止めて次なる場所に向かいました。

この日は鶴居村に泊まるので、そちらに向けて走ってました。
で途中で見つけた川、何か景色良さそうって思い降りてみました。
そしたらそこには音羽橋って言う看板が・・・、冬にこの橋から川にいるタンチョウが見られるポイントみたいです。









更に車で走っていると、なんとタンチョウがいるじゃあないですか!!
タンチョウは冬のみ見られる訳ではないみたいですが、見つけられたのはラッキー!
1羽だけだったんだけどどうしたのかな?





写真はトリミングしてますが、小さいですね。
ちなみに今回の私のカメラのレンズは18~55mmのみ持って行きました。
小さくて軽いから良いけど、こんな場面では残念ですね。

こんな変わったひまわりも見つけました。
写真では見たことがあった様に思いますが、実物は初めてです。





さてこの日の最後の観光スポット、コッタロ湿原展望台です。
ここに到着したのは夕方5時過ぎ頃だったと思いますが、なんとも人っ子一人いません。
駐車場にも何一つ停まっていません。
また展望台はもちろん無人。

え~~~っ、せっかく来ましたが、さすがに恐くて展望台まで歩いて行けません(涙)。
さっきはエゾシカもいたし・・・クマに出遭ったら大変です。
しょうがないのでこの入口の写真だけ撮って帰りました。
実に夕焼けがきれいな日だったのにとっても残念。
北海道の一人旅はこんな苦労もあるんですね。







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